ACLSコースについて

ACLSやPALSの受講に際し、BLSの受講は必須ですか?

PALSとACLSに共通する事は、やはりBLSが大事であるという事です。PALS・ACLS受講に必須ではありませんが、そのスキルはPALSにもACLSにも使用しますので、BLSを受講されPALS・ACLSを受講される事をお勧めいたします。

PALSもACLSも、専門家のためのコースではありません。緊急事態に遭遇した場合に、専門科に引き継ぐまでに何をすべきか、どのように判断すべきかを学ぶコースです。
そのためPALSでしたら小児科の専門医師ではなく小児科を目指す若手医師、小児科ではなくても小児の診療に関与する医師、パラメディカルなどにお勧めするコースです。

看護師です。ACLSコースは難しいと聞きました。大丈夫でしょうか?

確かにハートセイバー各種コースやBLS-HCPに比べれば、難易度は高いです。でも、大丈夫です。

ネット上の記載を検索しますと、BLSもACLSも“合格の方にはカードを発送しました”とかいう記載があり、不合格でカードを発行されなかった受講生の存在が示唆されます。

これは指導者側の大きな勘違いであり、指導者がちゃんと指導できていなかった証拠です。私たちは、AHAが定めている合格基準を満たすまで、しっかりとサポート、指導します。不合格者が出るということは、指導員側の問題なのです。

また、“教科書を読んでもよく分からないのですが、こんな状態でコースに参加してもよいのでしょうか?”という質問もいただきます。教科書を読んで理解でき たのなら、わざわざコースに参加する必要はありません。自習だけでは分からないことがあるからこそ、コースに参加して理解を深めるわけです。

そんなわけで、安心してご参加ください。

知人に聞いたのですが、ACLSのコースは、インストラクターやコースを開催している施設によっては、基本全員合格に・・と最終的には不合格者をださないところと、不合格者をだして、再度新たに受講させるところがあると聞いたのですが。 
やっぱり・・合格するのは、かなり難しいのですか? 
その時の受講人数によっても変わってくると聞いたので。だんだん不安になってきたので。

確かに合格するのは目標の1つではありますが,まずはコースを楽しんでいただく事が大事かと思います.“不合格者を出さない”というより,合格ラインに達するまでちゃんと指導する事がAHAの理念ですので,安心して受講していただけます.

これは,BLS,ACLS,PALSと,AHAのコース全てに共通した事です.AHA BLSコースを開催している方々のブログに“合格された方にはカードを郵送しました.受け取っていない方は...”とかいう記載を目にする事が多々ありま す.私には指導能力がありませんと公言しているようなものでしょう.

ACLS受講に関してはとにかく楽しく身に付けていただき,次へのステップ,いわゆる勉強の扉が開く鍵です.プレッシャーを感じることなく,受講にむけて予習をして頂ければ幸いです.

ACLSコース申し込みの際に、ICLS受講登録も出来ると聞きました。ICLSの受講登録も出来るというのは、ICLSのコースをあらたに受講する資格を得ることができるってことでしょうか?

受講資格を得るというわけではなく,1コースで2種類のカードを発行できるという事です.

AHAのACLSコースは,救急医学会ICLSコースが要求するコース基準を十分に満たしています.そのため,ACLSコースを修了する事によっ て,ICLSも修了しているとみなす事が出来るわけです.ICLS修了カードも希望される方には,追加の3000円をお願いしてる訳です.

“AHAのコースを勉強したいから...”と言う方には,あまり意味のある行為ではないかもしれません.ただ,ICLSコースは院内講習などとしていろい ろな病院で開催されています.ICLSコースを修了した上で5回以上のアシスタントインストラクターをする,あるいは,3回以上のアシスタントインストラ クターをしたうえでインストラクターワークショップを受講すると,ICLSインストラクターになる事が出来ます.

また,AHAのコースは2年間の有効期限がありますが,ICLSには有効期限がありません.そのため,今後院内講習などに関与したり,インストラクターを目指される方,職場で若手を指導する立場にある方々にはお勧めしています.

ページトップへ