救急の資格(国内)
存在は知っていましたが、リサーチしなおしました。
● 応急手当普及員
● 赤十字救急法救急員
数日かけて受講しなければならず、内容の濃い講習会だと思いました。
各県毎に定期的に開催されており、たくさんの方が受講されています。
しかし、この技術資格をアピールしている方が少ないのではないかと思いました。
時間もお金も費やして取得した公的資格。
利用すべき場をもっと提供してあげられないのでしょうか・・・
福知山市の高校 3 年生の女子学生さんが応急手当普及員として在校生に講習会を開催。
同じ目線で、同世代の子に指導する、、、なんて素晴らしい話しでしょう・・・
講習を聞く側の態勢が、最初から違っていたと思います。
興味を持って受講するのと、しょうがなく受講するのとでは雲泥の差。
このような事例が増えるように環境を整える事も必要ですね。。。
“救急の資格(国内)” に対して10件のコメントがあります。
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こんにちは。ご無沙汰のめっつぇんです。
蘇生指導に関する公的資格、実は3つあります。
・応急手当普及員(総務省消防庁所轄)
・応急手当指導員(総務省消防庁所轄)
・救急法指導員(日本赤十字社)
資格という言葉の定義がむずかしいですが、上の二つは所轄の消防長名で
カードが出ますので、国家資格の一種と言っていいと思います。
日赤の救急法指導員資格は、日本赤十字社という法的にも微妙な団体の
認定ですから、国家資格というよりは民間認定に近いかなぁという気がします。
この中で、日本の法律でもきちんと認知されているのは
・応急手当指導員(総務省消防庁所轄)
・救急法指導員(日本赤十字社)
のふたつ。
この資格を持っている人は、国家公安員会規則で「応急救護処置講習に関し医師である者に準ずる能力を有する者」とみなされることになっています。
具体的には運転免許をとるときの応急救護の単元が免除されます。
http://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/menkyo/menkyo19940401.pdf
医師に準ずるというのは、大げさなという気もするし、BLSに関して言えば医師でも素人でもできることに違いはないという意味ではいいのかなという気もするし、まあいずれにしても時代にそぐわない要改善な通達だとは思います。
赤十字救急法救急員ですが、これは3日かけて学ぶコースですが、指導員資格ではなくあくまでプロバイダー資格です。
災害救助を想定しているということで、カリキュラムだけに関して言えば、日本最強のプロバイダー資格だと思います。
現役高校生が高校生に指導して公的カード(普通救命講習修了証/消防長と普及員の連名)を発行するというのはすごいですね。
専門学校生が学校の授業の一環として普及員資格をとることはよくありますが、その後、資格を活用しているという話はあまり聞かないだけに、なんだかうれしいお話でした。
高校生の講習会のお話しは、心が温まりました^^
普及員は、職場や地域のリーダーになってる方が主に対象になってて(受講に制限はありませんが、解釈が消防によって違うところもあるようです)
自分の職場や地域で応急手当(普通救命講習)ができ、地元消防長名での修了証を発行できます。
1回の講習会で教えることができる人数は、最大で5人です。
めっつえんさんのコメントにもあります、応急手当指導員になると、普通救命講習だけでなく、上級救命講習の開催もできます。
指導員は、主に消防職員を対象にしてるので、普及員から指導員になった方は、私の知ってる中では、一人だけです。
指導員も、不定期ながらも、消防内で講習会を開催してるようです。
普及員講習会は、残念なことに消防によって温度差があるのが事実ですので、積極的なところから、消極的なところと差がでてしまってます。
こちらでは、女性消防団員が普及員の資格を取得し、普及員のワッペンも作成して、団員や地域での救命講習に積極的に取り組んでますし、火災出動では、消火活動ではなく、けが人の応急手当を主任務としてる団もあります。
めっつぇんばーむさん
コメントありがとうございます。
BLS プロバイダー取得希望者には応急手当普及員の資格を持ってます、、、とおっしゃる方がいらしゃいます。
だから存在自体は知っていました。
BLS と FA、さらに JPTEC 入門編といった感じでしょうか・・・
3 日間となるとかなりの情報量かと思われます。
どんな感じなのか受講してみるのもいいかもしれません。
会社員とかいって、もぐり込んでみようかと考えています。
しかしせっかく取得した資格ですから、もっと使えるといいですね。
そういう特典をたくさん設けると、もっと受講者も増えると思います。
渥美格之進さん
コメントありがとうございます。
渥美格之進さんのお住まいの所はなにか特典はあるのですか?
残念ながら、特典は、ないです・・・。
あるとすれば、リトル・レサシ・訓練用AEDを本部まで取りに行くことなく、自分の住まいの近くの署所に、回送してもらえること位です(これは特典に入らないかも!?)
pudding先生のおっしゃる通り、普及員になると、こんな特典がつくんだよ〜という興味をひくような環境作りも大切ですね。
渥美格之進さん
コメントありがとうございます。
特典を期待して勉強するのも変な話ですが、ついつい「おまけ」とかに弱いですから・・・(^^)。
活動できる団体や交流を深めるイベントなんかがあるといいですね。
運転免許に記載はされないんですか?
あれ、けっこううれしいかも・・・
普及員の資格を持ってても、活かせてない人は、多いと思います。
私の地元から離れてしまいますが、近隣の市では、普及員同士が作ったボランティア団体もあり、普及員講習に積極的な消防がバックアップしてるので、活動も講習のみならず、イベントの救護等も、消防と一緒に活動してます。
こういう団体と、交流を深められると、相互に刺激になって、いい方向に向いていきますね。
普及員資格は、運転免許に記載は、されないんですよ。
今は、運転免許取得時に教習所で応急救護の教習がありますが、
2種免許取得時は、たしか4時間の応急救護の教習があります。
渥美格之進さん
活動の場があるんですね、、、よかった!
我が町の応急手当普及員にもきっと集まりがあるんだと思います。
その気で探してみます。
救急の資格が運転免許に記載されるようになるといいですね。。。
おおっと!私は一応ゴールドです。
普通免許と自動二輪にチェックが入っています。
備考欄は真っ白です(^^)/
応急手当普及員を日本で一番多く育成しているのが、おそらく東京消防庁なのですが、その東京消防庁所轄では、消防職員の立ち会いがなければ普通救命講習を開けません。その調整が難しいようで、普及員資格を持った人は多いものの活動している人はほんのわずか。せっかく3日もかけて資格をとらせるのに、信用していないんでしょうね。
一方私の住む自治体では、普及員資格があればひとりで自由に普通救命講習が開けて、消防長と私の連名で修了証がだせます。いちおう、マネキンレンタルのシステムもあるので、その気がある人ならかなり活用できるのですが、ひとりで開催しようという気概の人はあまりいない模様。
こんど私もインターネットで呼びかけて市内の潜在普及員を見つけてネットワークみたいなものを作ろうと思います。
めっつぇんばーむさん
コメントありがとうございます。
所かわれば・・・なんですね。
>市内の潜在普及員を見つけてネットワークみたいなものを作ろうと思います。
ひゃ〜すばらしい!!!
是非、がんばってください。
そして報告をお待ちしています。