堂堂巡り

 NPO 法人命のバトンの AED が出張します。

 毎日点検し、いい子〜いい子〜していたので、留守になるのが寂しいです。

 今週末、全国からの貸し出し依頼が多く、応援に出かけるという訳です。

 逆にいうと、無料貸し出しをしている NPO 法人命のバトンの周知度が低いという事。。。

 反省しています。

 地方雑誌「URARA」の今月号に記事を書いたり、ちらしを作成したりしているのですが・・・

 改善策を考えないとなぁ〜。

 

 昨日、市内の docomo ショップに行ったら、トイレの近くに AED が置いてありました。

 いつもの癖で、いい子〜いい子〜してきました。

 

 トイレで思い出しました。

 昨日、ネットカフェのトイレに「へその緒」が付いたままの新生児が放置されていたようです。

 それも女性便器の中に・・・

 なんてむごい事をするのでしょう。。。

 しかし、一人で病院にも行かず産むなんて、すごい精神力の方。

 痛かったでしょうし、不安だったと思います。

 だけど、本当にひどい事をする!

 でも、そうしなければならなかった事情があったんだろうなぁ〜。

 みつけた人はびっくりしただろう。

 もう少し、いい場所はなかったものか?

 頭の中で堂堂巡りでした。

 

 ちなみに子供の区分ですが、

   ●出生から生後 28 日まで→→→新生児

   ●生後 28 日から生後 1 年まで→→→乳児

   ●生後 1 年から小学校に入るまで→→→幼児

   ●小学校に入ってから思春期を迎えるまで→→→学童

   ●幼児と学童を合わせて→→→小児

 「へその緒」が付いたままの幼児(?)、報道は間違っていました。

 

堂堂巡り” に対して4件のコメントがあります。

  1. れもん より:

    今朝、衝撃的なニュースに目を見張り、ご飯が喉を通りませんでした。
    複雑です。。。
    産みたくても産めない事情だったのか?
    体を元に戻すことは考えられなかったのか?
    胎動を感じていて、どう思っていたのか?
    一人、孤独での出産・・・。
    そして、子供の姿を目にして・・・・・。
    出産は、母となる女性の命も、生まれる命もシビアな状況にさらされます。
    すごく、すごく、大きな事です・・・。
    私も産科に勤めていたとき、妊婦検診を受けずに、産気づいたと来院された方が居ました。クリニックだったので、断るのが当然だったのですが、もう児頭が、すぐそこで。。。。腹をくくった院長が、分娩室に入れ無事、出産されましたが、後から湧き出てくる課題が大変でした。
    性交渉。
    性感染症。
    避妊。
    妊娠。
    出産。
    育児。
    人間としての必要な教育。ここのところを、オープンに語り合えたらいいのですが・・・。語り合ったら語り合ったで、間違った知識の伝言ゲーム。
    何とも言えない、難しさ。
    とにかく、産まれてくる子供に、産まれてきた背景は責任がありません。
    大人のモラル?
    上手く言えませんが、防止したいと心底思うニュースでした。

  2. pudding より:

    れもんさん
    コメントありがとうございます。
    なんとも言えない News ですね。。。
    れもんさんと同じ、、、複雑な気持ちです。
    欲しくてもできない方もいらしゃる。
    まして、大事な命を・・・っと活動している我々にとって、力が抜けるというか、空虚感さえ覚えました。
    しかし、中絶もできなかった、出産もお金がかかる、、、
    産まれてからの手続き、育てていけるか・・・
    いろいろな事を悩んで、あのような結果になってしまったのだろうと思います。
    堂々巡りの続編があります(夜中の報道)。
    母親は 23 歳、みつかりました。
    新生児がトイレでみつかる前に、体調不良を訴えた女性が救急搬送されていたようです。
    産んだ後、自分だけ病院へ?
    自分の子供はトイレに置いたまま・・・
    堂堂巡りは「怒り」で終着しました。

  3. ミーコ より:

    レモンさん、pudding先生、こんにちは。
    この事件は衝撃的でしたね。これは問題の氷山の一角だと思いました。子供の虐待問題を含めて、出産した母親を取り巻く環境を考えると、とても繊細で複雑で根の深い問題だと思います。簡単に解決策を立てられることではないから、時間の経過と共に問題が一層深刻になっていくんでしょうね。九州でしたか?赤ちゃんポストがある病院がありますよね?院内外から賛否両論ありました。でも、それで子供の命は助かるわけですし、こんな状況に陥ってしまった母親を助けることはできなくても、子供の命を助けて人生をリセットすることはできます。最低限の教育を受けさせることができるわけです。九州のみならず、全国で協力していかなければならないことだと思います。浮浪者の受け入れに関しても同じような問題をはらんでいると思います。
    理想論は予防ですが、今すぐは無理でしょう。次の世代を生きる子供たちにどんな教育をしていくか、どんな環境を用意していくかが大事だと思います。政府の一方的で事務的な対策ではとうてい解決できないでしょう。民間の方であってもこういった事情に精通している経験豊かで知恵の働く方たちの力を借りるというのも1つの方法ではないかとも考えています。
    なくなった赤ちゃんは本当に不憫ですし、この母親の今後を考えても哀れでならないです。自分がしてしまったことに向き合うとき、心から屈託なく楽しいと感じる時は人生で二度とないのではないかと思います。
    コメントが長くなってしまいましたが、この状況に憤りを覚える気持ちを問題解決にむけて考え、実行する行動に変えていけたらいいと思います。私はこの母親に他の人たちがどう対応していくのか、そこに今の社会の現状と今後の課題があるのではないかと思います。

  4. pudding より:

    ミーコさん
    コメントありがとうございます。
    ミーコさんのおっしゃる通りだと思います。
    今回の親子の話は表面化した事件であり、もっともっといろんな事例があると思います。
    親子だけが悪いわけでなく、社会自体がこういう親子を生み出しているとも思いますが、私達にどうする事もできません。
    堂堂巡りが再開です。

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