FR2販売終了。今後は?
AEDの販売には、都道府県によってテリトリーがあります。日本ではフィリップス、日本光電、メドトロニクスの3社が強い力を持ち、最近参入した韓国のメーカーは、それほど普及していません。そして都道府県によって、どの会社が一番強い販売勢力を持つかが決められています。
福井ではフィリップスです。公共機関にあるAEDはほとんどがフィリップスのFR2です。競艇や競輪などによる寄付されたAEDは、日本光電が多いです。福井で700台ほど普及しているFR2が、7月で製造販売終了となりました。アメリカで販売され始めてから9年が経過したそうです。
今後、どうなるのでしょう?5年間はサポートが継続されるそうですが、消耗品や修理部品などは無くなり次第サポート打ち切り。多大な費用をかけてばらまいたAEDですが、バッテリー切れ、パッドの期限切れ、本体の償却終了など、今後の動向が気になるところです。
FISHでは10台以上のFR2トレーナーがありますが、福井からFR2が消えるのは5年後か10年後か。その頃にはトレーナーも買い換える必要があるのかもしれません。
“FR2販売終了。今後は?” に対して2件のコメントがあります。
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こんばんは。
FR2が販売終了・・・・、数年後、交換部品がなくなったら、大変ですね。
買い替えとか・・・。
他の病院でもFR2を使ってる所は、いっぱいあるでしょうね。
うちは、日本電光さんのものが主みたいです。
だから、違うメーカーさんの物を見ると、しばらくは確認の為のにらめっこから始まりますf・ ・;)
だいたい決まった業者さんから大量仕入れしてるから、とくに機械類はメンテナンスなどがあるので、販売終了されたら・・・・、出費がかさむうー> <と自分なら思ってしまうな。
余計な滅菌デバイスを開けてしまった時、「給料から天引きするぞ!」
と、時々怒られるりんごでした> <。
りんごさん、ありがとうございます。
メーカーによって操作方法が違うと、とまどうことがありますよね。AEDならとにかく電源を入れることを考えればOKですが、手動式除細動器やモニターなど、初めて見る機種は難しいですね。
福井でも、医師会や歯科医師会を通して購入する開業医では日本光電が多いです。安いから?
家族に心疾患をもつ方がいて、家庭にAEDを置く場合はメドトロニクスが多いと聞いたことがあります。そのころは一番安かったし。