ファーストエイド

 先日、ファーストエイドの本の紹介記事を書きました。
 
https://bls-acls-pals-fa-fukui.jp/?p=4066
 
 2000年に和訳されたイギリス赤十字監修の子どもの応急処置マニュアルですが、以下は2006年に発刊された英語版です。
 

 
 残念ながら、和訳はされていません。写真が多くて分かりやすいので、是非とも和訳出版して欲しいと思います。
 
 あと1年もすれば新しいガイドラインにそったものが出版されるのではないかと想像しますが、内容的に大きな違いは無いでしょうね。
 
 2000年に和訳出版されて2006年には無かった。おそらく売れなかったんでしょうね。残念です。でも最近は一般市民の意識が高くなってきていますので、需要はその頃より高いのではないでしょうか?
 

 
 窒息の解除です。背中を叩く、ハイムリックをする。分かりやすいですね。
 

 
 向かって右はアナフィラキシーショックとエピペンの使用です。子どもが大変な状態である様子が、緊張感を高めます。
 

 
 心を洗われる笑顔ですが、、、三角巾の使い方ですね。それ以外にもバンデージの使用法などが図解されていました。
 
 巻末には、緊急連絡シートもありました。かかりつけ医、よく行くところ、かかりつけ歯科、所轄の警察署、電気、ガス、水道などの緊急連絡先を記載しておくシートです。
 AHAのファーストエイドコースではちらっと紹介されますし、MFAのコースでは実際に使用できる厚手のサンプルをもらえますね。
 
 こんな本を教科書にしたコースがあるといいなぁ。でも無理ですね。赤十字は世界規模組織かもしれませんが、ファーストエイドの指導などはアメリカ赤十字、イギリス赤十字、日本赤十字と、全く別の組織として動いています。
 新しいのが出版されたら、和訳してみようかな。

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