FABO(異物による気道閉塞)
こんにちは!はじめまして。石川の上田です。
今日はFABO(foreign-body aiaway obstruction:異物による気道閉塞)について刺激的な記事を発信してみます。
多くのデータでは日本で食べ物による気道閉塞(窒息)で亡くなる方は年間約4千人もいます。最近多く報道されていましたが住宅火災で亡くなる方は約1,400人です。交通事故死の約年間5千人に近い数字です。交通事故を防ぎ減らすための運動は春や秋にも行われていますが窒息防止週間ってあるんでしょうか・・・わが家でも運転に気をつけてね!という会話はよくありますが窒息に気をつけてね!って会話は聞きません。事故が起きてしまう方の年齢層のことも起因しているとは思いますが社会全体の意識が弱いように思います。例えば交通事故を防ぐ方法は即答できても、窒息の解除方法は即答できる方はどのくらいいらっしゃるでしょう。
あるドクターの方のブログに載っていた写真を見てください!
以下、ブログのコメントも掲載します。(転載許可済)
院外科の医局前には注意を喚起するため、摘出した異物(foreign body)が額に入れられて展示されています。(色々ありますねえ・・・安全ピンとかコワイ!)
これをみれば【注意喚起】されますよね。。。
わが家には7ヶ月の子供がいます。上に3歳の子がいます。油断をすると窒息がいつ起きてもおかしくない環境が簡単にできあがります。だから言い聞かせます。
親:「小さいものを置いておいたらどうなる?」
兄:「〇〇ちゃんが息ができなくなって困る・・・」
親:「どうしよう?」
兄:「救急車のカンカンに入れる。」
妻にもこの画像を携帯で送り注意喚起しておきました。しかし、対処ができるのでしょうか?以前に誰かが窒息したらどうする?と聞いたら「背中をたたいたり、赤ちゃんなら・・・(背部巧打・胸部突上げ)するんでしょ!」とはいいましたが、「それでもダメならどうする」、「救急車を呼ぶ」とは答えませんでした。
まだまだ修行が足りません。BLS−HCPを受講してもらわなくてはいけませんね。