BLS 受講生の興味
BLS 受講生の職種はさまざま。
医療者、医療メーカー、学校の先生、スポーツトレーナー、保育士、主婦、障害者の家族、高校生、、、いろんな方に来ていただいています。
その分、興味を持たれる場面もさまざまで、インストラクターとしてのゴール設定や説明法も変わります。
●看護師の院内での患者さんの急変のシナリオ
●外来看護師の待合室での対応
●手術後の注意事項
●歯科医師のユニット上での対応と起こりやすい事故
●助産師には生まれたての赤ちゃんの事や妊婦のAEDについて
●救命士の場合、救急車内の行動パターン
●旅行の好きな方には、車内・機内でのエピソード
●医療器販売者の場合、メカニックな事や薬剤の事
●スポーツをしている最中での注意事項
●校庭・体育館・プールでの救急車の誘導法
●児童の年齢での対応の変化について
●保育士として注意しなければいけない環境整備と怪我
●主婦は風呂場など家の中での事故や状況
●介護者がいる時はその病気について
●高校生は部活での事故や怪我について
●学校内のAEDの設置場所
●アメリカでの常識・非常識のおもしろネタ
●年間行事でのエピソード
●いままで経験した事例
本当にさまざまな質問を頂き、興味を持たれる場面もさまざまです。
その興味を持っていただいた所を掘り込み追求して、受講者に満足感を持って帰っていただくようにしています。
First Aid、ACLS、PALSへの広がりも持たせたり・・・受講生に合わせる事が重要です。
もちろんICLSやACLSの時も興味に合った、レベルに合った内容にしています。
例えばICLSの時、看護師が実際の薬剤の商品名や用量について興味を示した時はその方の質問を活かしつつ、ICLSを楽しんでもらうように必要以上に話し、ACLSやPALSへの広がりをほのめかしています。
インストラクターとして大変ですが、いろいろな事も教えて頂き、現場の意見を聞け、事例として学べます。
その後のコースには、ちゃっかり経験したがごとく、インストラクションに使わせてもらってますし、しゃべりまくるのでその日の麦ジュースはおいしいです。
本日は3月1日、待ちに待った日です。
病院の前は、福井市内の中心部を流れる足羽川、その足羽川にかかる泉橋(病院から20 mの所にある)が本日開通します。
この近代社会において、なぜか4年の歳月をかけての補修工事。病院の患者さんにも大変ご迷惑をおかけしました。私の行動も楽になります。。。
春の足音も聞こえてきますね、、、うれしいです。