PALS warm shock

 PALS でいう  Shock は、成人相手の医者にとって違和感のある領域でした。

 

 毎日の診察で、ショックを起した!→ ショック体位、ルート確保。

 これでたいてい危機を脱します。

 しかしPALS の Shock は 1 病態とした位置づけ・・・

 まして warm shock や BP/poor perfusion、cold shock と分類されており、私にとって厄介な分野でした。

 

 しかしながら、よくよく考えると、、、

 普通のショックは cold shock であり、例外的に warm shock があるんだと理解できました。

 その例外的なのが Distributive (Septic) Shock 血液分布異常性(敗血症)ショックの一時期。

 

 通常のショックなら血液循環を中枢で確保するために末梢血管を閉じようとし末梢はcold になります。

 しかしこの Septic Shock では、生体反応にて末梢が閉じることができなく開いたままになり warm のまま。

 

 Scvo2 とは全身酸素消費量を知るためのもので、全身の組織の酸素供給が十分かどうかの指標。

 warm shock では本当は組織で酸素が欲しいにかかわらず、血流が速いため(末梢が開いている)酸素を取り込めない状態。

 欲しいお寿司を取ろうと思っても、ベルトコンベアーが早く回りすぎていて取り損ねてしまい、ぐるぐるとお寿司が大量に回っている回転寿司屋状態。

 だから血液中に酸素が多いままなので Scvo2 が 70 % 以上になってしまいます。

 いわゆる、悪循環。。。

 いまの日本のマスクです。

PALS warm shock” に対して2件のコメントがあります。

  1. chujou より:

    お久しぶりです!!
    毎日ブログ見てます。
    PALSは良い勉強になりますね。
    pudding先生のまわる鮨屋の例えは分かりやすいですねぇ
    お陰で、勉強した気持ちになり、一人でハシャイでます。
    今度7月にPEARS受講を決めました。
    また、皆さんのお顔が拝見できると思うと、
    忙しい仕事も、励みになります。

  2. pudding より:

    chujouさん
    コメントありがとうございます。
    PEARSですか!それは素晴らしい!!!
    満足していただくようにがんばります。
    最近、PALSの難しい話ばかりで反省していたところです・・・
    しばらくは少しやわらかい話に修正しますね。。。
    またコメントください(^^)

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