インフルエンザの流行
インフルエンザの感染者が増加し、正式に「流行入り」したことが発表されました。
定点医療機関からの報告数が1人が流行開始の目安とされますが、
報告数は7月に入ってから毎週増加を続け、
9日までの1週間で1施設当たり0.99人、16日までの1週間で1.69人。
一般にインフルエンザウイルスは湿気や高温に弱いとされており、
例年の季節性インフルエンザの流行は1〜2月がピークで、
5月の連休明けにはほとんど見られなくなります。
通常なら夏には増加しないはずのインフルエンザ。
流行入りと言っても、数から見るといまはまだ「くすぶっている」状態でしょう。
新学期が始まれば、流行が顕著になることが予想されます。
毒性は季節性インフルエンザと同等とされていますが、通常の「かぜ」とは違います。
しっかり備えたいですね。
厚労省の新型インフルエンザ対策関連のページです。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
ハイリスクとされる乳幼児や妊婦さん、ぜんそくを持った子達も来る小児科外来。
新学期を心配しながら、例年以上に念入りに院内での感染予防策をシミュレーションし、
迅速診断キットや薬の手配を前倒しで進めています。
“インフルエンザの流行” に対して2件のコメントがあります。
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私の住むところでは、
もう既にマスクが売り切れのところも出だしたり、
5月の流行が始まったときと似たような状況になりつつあるような気がします。
インターネットやテレビなどでさまざまな情報が流れていますが
しっかりとした備えと、正確な情報を得て
冷静に対応しなければ・・・、と思いつつ
はっきりしない部分もあるため、やはり不安になりますね。
サンダーバード77号さん、コメントありがとうございます。
確かに、情報量は多いけど、はっきり分からないから、不安になるというのはありますね。
まずできるのは一般的な感染予防策をとること、抵抗力を高めることでしょうか。