AED点検キット

 日本光電から、AED自主改修に関するお知らせと、点検器具が送付されてきました。

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 以前、AEDを装着したのにAEDが解析を開始しなかったという事故が発生しました。AEDは自己診断プログラムを駆動させていて、重要な部分に故障があると警告音を発します。ところが、パッド接続部分の故障を診査するプログラムが抜けていたため、故障と自己診断されなかったことが原因です。

 プログラムの書き換えには数ヶ月の準備が必要なので、AED管理者が自分で点検をする器具が送付されてきた訳です。

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 これ、50オームの抵抗です。既存のパッドを外してこの器具に差し替えると、パッドを人体に貼付した状態をエミュレートします。この状態でAEDが解析を開始すれば、故障無しということです。解析を開始しなければ、パッド接続部分の故障です。すぐに修理に出しましょう。

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 AEDは設置しただけでは役に立ちません。BLSの訓練を受け、忘れないように繰り返しの訓練を受け、そしてAEDを管理し、故障、パッドの期限切れ、バッテリーの低下などをチェックしなければなりません。大変なことかもしれませんが、よりよい社会を目指して頑張りましょう!

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