AMLS コースの紹介

かれこれ4年前、2008年春にプロバイダーコースを受講しました。

まさか、その時はインストラクターになるとは思っていませんでした。

2011年春にインストラクターコースを受講、モニターを受け、今年のGWに日本でコースを行なうことができました。

長い長い年月、念願かなったAMLSコースをご紹介します。

AMLSコースはNAEMT米国救命士学会の内科救急トレーニングプログラムです。

レントゲン、CT、採血(血糖を除く)等の検査に頼らず、症状と身体所見のみから現場での診断の訓練を行ないます。

日本では救急隊はもちろん、検査に頼りがちな医学生や研修医、看護師の内科救急トレーニングとして非常に有益だと思います。

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AMLSコースは内因性障害のある患者の評価を順々に進めていき、患者の緊急度や病態を判断、可能な限り状態の安定を図りながら、適切な施設へ収容する事を目的にしています。

到着現場での状況評価から始まり、病歴聴取や身体観察により情報収集を行い、可能性のある疾患を鑑別し治療戦略を立てるために双方向的なグループ討論を重ねながら、主要臓器別に体系的な鑑別診断法を習得していきます。

患者をいかに適切に評価し、管理するかを学べるプログラムになっています。

患者の評価はAssessment Pathwayを使用しますが、これは現場の状況や患者の状態を丁寧に観察し、質問を行ないながらチェックしていく事で、見落としがなく的確に行動するためのmaterialです。

患者の状態を観察したり、患者もしくは家族(インストラクター)に質問をし、現在の患者の病態を把握していきます。

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もう一つのこのコースの特徴は、インストラクターが模擬患者として指導することです。

日本で様々なコースが開催されていますが、模擬患者を使用するコースは少なく、このコースはインストラクターにとって参考になるコースだと思います。

受講していただくには、NAEMTの規則として、

受講条件:1)医師、看護師、救命救急士等の免許をお持ちの方

受講条件:2)米国心臓協会AHA ACLSプロバイダーコースを受講され、有効なプロバイダーカードをお持ちな方

(2年以内にAHA ACLSを受講済み)

日本では厳しい条件と思われますが、米国ではAHAの更新は不可欠であり、さらに資格維持に必要なポイントが付くNAEMTコースのため希望者が絶えません。

是非、一緒に勉強しましょう!

インストのモニターテストを受けたあの日、2011年3月11日でした。

現地時間午後8時、ロイヤルハワイアンショッピングセンターのコーヒーショップで地震の事を知りました。

翌日、早朝3時〜4時、Waikikiにも津波が来ました。

津波警報の鳴る中、母国に手を合わせました、、、ご冥福をお祈りいたします。

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