PHTLS コースの紹介

2011年夏、プロバイダーコース受講、インストラクターコース受講、そのままモニターテストを受けました。

不眠の5日間、、、ここは何処?私は誰?状態。

ちょー大変だったPHTLSですが、今年のGWに日本でコースを行なうことができました。

やっとやっと本業が役に立つコース、PHTLSコースをご紹介します。

PHTLSコースはNAEMT米国救命士学会の外傷救急トレーニングプログラムです。

外因性障害のある患者の一次評価を行い、患者の緊急度を判断し、可能な限り状態の安定を図りながら、早急に適切な施設へ搬送する事を目的にしています。

cimg0799

インストラクターが模擬患者として指導していきます。

患者の評価はAMLS Assessment Pathwayの手法を使用しますが、これは現場の状況や患者の状態を丁寧に観察し、質問を行ないながらチェックしていく事で、見落としがなく的確に行動するためのmaterialです。

基本的な手技として、

cimg0790

座位からバックボード救急車搬送の手順

cimg08181

起立からバックボード救急車搬送の手順

cimg08241

うつぶせからバックボード救急車搬送の手順

さらに、

cimg0707

車からの救出

cimg0821

ヘルメットの脱却法

cimg0793

チャイルドシートのベビーの対応などを実践します。

受講していただくには、NAEMTの規則として、

受講条件:1)医師、看護師、救命救急士等の免許をお持ちの方

受講条件:2)米国心臓協会AHA ACLSプロバイダーコースを受講され、有効なプロバイダーカードをお持ちな方

(2年以内にAHA ACLSを受講済み)

日本では厳しい条件と思われますが、米国ではAHAの更新は不可欠であり、さらに資格維持に必要なポイントが付くNAEMTコースのため希望者が絶えません。

手技がメインで、面白いコースです!

実は、、、日本開催にあたり、準備が大変でした。

スライドの翻訳、シナリオの翻訳、筆記試験の翻訳、ハンドアウト作成など、、、英語教材を全て日本語翻訳しました。

ケリー社長の指示のもと、AMR-INSTみんなで手分けして行ないました。

大切にしていきたいコースです、、、是非、受講してみてください。。。

救急

前の記事

AMLS コースの紹介