AEDにふられた!?
今日は保育園へこどもをお迎えに行きました。
おとといの6月3日に小児パッド解禁年齢となった次男とおにいちゃんをお迎えに行きました。
保育園の入り口のセキュリティを解除しようとしていたら、見慣れたものが・・・
あれ!?以前に園長先生にAEDの設置提案をしたときは様々な課題があり、保育園にはAEDをおけないってことだったのに・・・。
まるで「彼女にふられた」ようなかんじでした。わが子がいる環境にAEDやCPRができる環境が整っていないことが気がかりだったからです。
でも、設置されたのだからOK!って思って帰宅しました。
帰宅途中にメーカーさんに確認したところ、保育園関係者の寄贈により設置されたということです。
金沢市には保育園は50以上あるようですが8割以上が民間の経営する保育園。一部が金沢市の施設である保育所。その保育所にはこの夏AEDが設置されました。
市内の保育施設が一斉に設置するのであればよいが、ある施設だけがAEDを設置すると 疾患のある園児が1つの施設に集中しても困る。民間保育園では万が一の事故があれば訴訟問題となり、園が倒産してしまう危険があると園長先生から伺いました。
また、市の施設である保育所は耐震補強の予算も配分されるが、民間の保育所では耐震補強は経営をかけた投資になる。AEDの予算があれば耐震補強にまわしたいというのも民間の経営する保育所の事情だそうです。
とにかく、これでわが家の環境では保育園、小学校、中学校、高校とおなじAEDが設置されました!
住んでいるマンションにもAEDがあります。車の中にもAEDがあります。
AEDにはふられたような寂しさがありましたがAEDを寄贈された方の意思を大切に、そしていのちを大切にできる環境と人づくりが進むことを期待します。