AED自主改修
AEDが故障で緊急時に使用できず、女性が死亡する事例があったとのニュースがありました。
80代の女性が施設内で倒れ、周囲の人がAEDを作動させたが放電せず。
その後、心臓マッサージによる蘇生が試みられたが、回復しないまま亡くなられたとのこと。
自己診断で故障を検出する診断対象外の部分が壊れていたためだそうで、
同様の不具合がでる可能性がある10万台を無料で改修するとのことです。
対象となる製品は日本光電のカルジオライフAED−9100、9200、9231、1200
下記のサイトで、対象製品かどうかが検索できます。
https://order.nkc.co.jp/jsystem_aed/judgment/index
上記の機種をお持ちの方は、確認してみてください。
まずセルフテストでは発見できない異常を発見するための検査用チェック用具が配布され、
来年5月以降にソフトウエアの変更があるそうです。
みなさんのお手持ちのAED、職場や地域のAEDは使える状態ですか?
パッドの期限は切れていませんか?
この機会に日常の点検の重要性も、もう一度思い出してください。
“AED自主改修” に対して3件のコメントがあります。
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設置してから、そのままという施設等も多いと思う中、今回のニュースを通じて、日常点検の重要性を改めて認識しました。
メーカーを問わず、日常点検の意識が高まることを期待します。
私の知ってる限りですが、日常点検の一覧表を各AEDにつけて、AED本体のみでなく、収納BOXやその周辺を毎日チェックしてる施設がありますよ〜
ステテコ普及委員長さん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりだと思います。
今回の件は、セルフテスト、日常点検では分からない部分の不具合でしたが、
日常点検の重要性も再確認していただければと思います。
当該の電子部品(抵抗素子)が故障する確率は、0.0013%
つまり1/76923・・・とのこと!
その1台がお使いの1台であっては困ります。
そのようなAEDを設置していても問題ですね。
点検キットで発見できるので日常メンテに加えて
このチェックをしていただくようになる予定だそうです。