PHTLS コースの紹介
2011年夏、プロバイダーコース受講、インストラクターコース受講、そのままモニターテストを受けました。
不眠の5日間、、、ここは何処?私は誰?状態。
ちょー大変だったPHTLSですが、今年のGWに日本でコースを行なうことができました。
やっとやっと本業が役に立つコース、PHTLSコースをご紹介します。
PHTLSコースはNAEMT米国救命士学会の外傷救急トレーニングプログラムです。
外因性障害のある患者の一次評価を行い、患者の緊急度を判断し、可能な限り状態の安定を図りながら、早急に適切な施設へ搬送する事を目的にしています。
インストラクターが模擬患者として指導していきます。
患者の評価はAMLS Assessment Pathwayの手法を使用しますが、これは現場の状況や患者の状態を丁寧に観察し、質問を行ないながらチェックしていく事で、見落としがなく的確に行動するためのmaterialです。
基本的な手技として、
座位からバックボード救急車搬送の手順
起立からバックボード救急車搬送の手順
うつぶせからバックボード救急車搬送の手順
さらに、
車からの救出
ヘルメットの脱却法
チャイルドシートのベビーの対応などを実践します。
受講していただくには、NAEMTの規則として、
受講条件:1)医師、看護師、救命救急士等の免許をお持ちの方
受講条件:2)米国心臓協会AHA ACLSプロバイダーコースを受講され、有効なプロバイダーカードをお持ちな方
(2年以内にAHA ACLSを受講済み)
日本では厳しい条件と思われますが、米国ではAHAの更新は不可欠であり、さらに資格維持に必要なポイントが付くNAEMTコースのため希望者が絶えません。
手技がメインで、面白いコースです!
実は、、、日本開催にあたり、準備が大変でした。
スライドの翻訳、シナリオの翻訳、筆記試験の翻訳、ハンドアウト作成など、、、英語教材を全て日本語翻訳しました。
ケリー社長の指示のもと、AMR-INSTみんなで手分けして行ないました。
大切にしていきたいコースです、、、是非、受講してみてください。。。