PEARS ってなぁーに?

 PALSのmini版とお考えの方、、、PEARSはそんな単純なものではありませんよ・・・

 PALSと違った視点で、今できることを見つけ、対応を学ぶ素晴らしいコースです。

 PALSは治療も要求していますが、PEARSは評価が中心でsick or non-sick を判断する事を重視しています。いわゆる小児科医が全ての子供を診察するのではなく、小児科医以外のスタッフが対応し評価し、異常であれば小児科医が診る、、、っという流れです。

 

   初期評価・・・外観、呼吸仕事量、循環・皮膚色

   一次評価・・・気道、呼吸、循環・皮膚色、神経学的評価、全身観察(ABCDE)

   (二次評価・・・自他覚症状、アレルギー、薬物、既往歴、最後に摂取した食事、受診理由(SAMPLE))

 

を順序よく行ないながら、Assess (評価)→Categorize (分類)→Decide (判断)→Act(行動)を繰り返す思考回路形成コースです。なにか変だったら Act をいつでも行ない、Act したら Reassess (再評価)を行ないます。

 

 小児はいないからぁ〜〜〜いらなぁ〜い!

 いやいやとんでもない!この思考回路は、Nsとして成人にも活用できます。

 こういう思考回路形成するプログラムは日本には少ないと思います。

 

 コースはDVDを見ながら進めて行きます。

 PALSよりもケースは少ないですが、十分な症例数です。

 っというのも筆記試験もDVDを見ながら答えていきますので、症例数としては豊富です。

 実際の患児の撮影のため、現実的で分かりやすく仕上がっています。

 

 教科書は日本で販売している所はなかったので、本土から取り寄せました。

 もちろん英語です。

 しかし、FISHでは独自に日本語訳を行ない、受講の方にお渡ししています。

 さらにDVDも英語ですが、日本語字幕を作成し、受講生の負担にならないようにしてあります。

 興味のある方は、是非受講してみて下さい。