BLS in 横浜

 横浜にいます。

 やっぱり「おのぼりさん」になりながら、どうにかコース会場に辿りつきました。

 

 横浜でAMR-BLSコースを2コースさせていただきました。1コース目は一般公募、2コース目はBLS-INST相手のコースでした。

 1コース目は質問も多いわりにスムーズなコースができ、2コース目はマニアックな話やディスカッションが多い楽しいコースでした。

bbe503

 100Jってどのぐらいの電力?など日ごろ受講生に質問されて困っているインスト達の意見交換といったところでしょうか・・・楽しい時間でした。

 インスト達の目はギラギラとしていて、きっとインストとしての面白さを実感している時期なのでしょう・・・

 気を付けて!!!うちのmimimiみたいになっちゃいますよ〜〜〜

 

 スタッフの1人、駅構内で歩行中倒れた傷病者に遭遇してCPRをしてきた方がおられました。見つけた時は意識なし、呼吸なし、脈なしCPA状態。即CPR行ない、救急隊が来た時は体動が見られたそうです、、、素晴らしい!

 でも悲しい事に駅員さんはAEDを知らず、周囲の人は写メを取るだけで誰も参加してくれなかったそうです。

 

 自分自身、力不足を感じました。

 BLSを開催している、ACLSを開催している、、、

 これってただの自己満足に過ぎないのかもしれません。

 

 今後どうやっていこうか、横浜の夜景を見て考えたいと思います。

 

BLS in 横浜” に対して6件のコメントがあります。

  1. サブ より:

    >周囲の人は写メを取るだけで誰も参加してくれなかったそうです。
    この国が終わっていることを象徴する光景ですね。
    要するにBLSにおいて助けを求めることができないということを意味していると思います。
    すべて見つけた人間が1人で対応しなければならない。
    この日本版のフローは大変淋しいですね。

    しかし、まぁAEDなしで回復でき良かったですよね。
    やはりAEDを自分で持ち歩く必要性を改めて感じる出来事です。
    また色々とリースや長期レンタルを検討しよ〜っと。

  2. pudding より:

    サブさん
    コメントありがとうございます。
    淋しさ・・・半分、自己嫌悪・・・半分
    活動の行き先が見えないって怖いです。
    バイスタンダーがBLS-INSTのNsでよかった・・・ただそれだけです。

  3. サブ より:

    活動は続けるべきだと思います。
    何も気になさることもないようにも思います。

    やりたい人に場所と知識を提供し、その人の輪を徐々にでも広げていくことができれば
    きっと多くの人がすぐに対応できるような世の中になるはずです。

    CPR、とくに胸骨圧迫だけの方法について参考になると思われるラジオ番組がありました。
    お暇なときにでもお聴きになられてはいかがでしょうか。
    (恐らくご存じの内容かも知れませんがその際はご容赦を)
    http://medical.radionikkei.jp/kyoketsu/080812/index.html
    http://medical.radionikkei.jp/kyoketsu/090120/index.html

  4. pudding より:

    サブさん
    温かいお言葉、ありがとうございます。
    小さな事を小さな力で行なっているだけなのは承知しています。
    しかし、手伝うどころか写メを取っている・・・悲しいです。
    これからもご意見よろしくお願いします。

  5. iruka より:

    一生懸命に救命に力を注いでいる皆様のような方がいる中で、
    手を出せなくて遠巻きに見ているだけでなく、
    写メを取る人になってしまう という現実は
    ほんとに悲しいことだと思います。

    でもどんな人の心の中にも、
    自分も人を助けたい 
    という気持ちがない人は本当はいないと思います。

    どうすればいいかわからない から 
    何かのきっかけで いろいろな知識を得て
    少しでも何かできるかも に変える

    このHPのブログを読むだけでも
    そのような気持ちになれると思います。

  6. pudding より:

    iruka さん
    心のどこかでなにかしなければ・・・っと感じている方もおられるかもしれませんね。。。
    そんな経験が、勉強しようと思うきっかけになる事を願います。
    一人でCPRした看護師さんはしばらく泣いておられました。
    びっくり、がっくり、くやしさ、いろいろな感情からくる涙・・・
    コース終盤には今回の経験における質問をされていました。
    強い方です。
    私は事例報告・質問してくる救急隊にいつも言う言葉があります。
       「救急に正解はない!」
       「正解に近づくために勉強してください!」
    今回はまさしくこの通りだと思いました。

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