応急手当講習会
応急手当講習会があちこちで開催されているようです。
必要な事ですもんね・・・
三重の桑名市ナガシマスパーランドではスタッフ対象に救急講習会が開催され、
茨城の常陸太田市では 8 月に応急手当普及員養成講習会を開く予定。
いい流れです・・・
しかし、心配な話も聞こえてきました。
昨日、県内の救急講習会に参加した方(PTA の役員)からのおはなしです。
●意識の確認「大丈夫ですか?」は始めは小さなささやき声で、だんだん大きな声で言ってください。
・・・・・なんで?
●パッドをはっている時は、胸骨圧迫を中断してください。
・・・・・え〜〜〜!
●お餅がのどに詰まった時は掃除機が便利です。
・・・・・ハイムリックだよ!
間違った情報が浸透していくほど恐ろしい事はありません。
たしかに関わろうとする気持ちが一番大事ですから、細かい事は二の次(?)・・・
一般の方に BLS 講習をして思うのですが、素直に吸収してくれます。
素直に吸収してくれる利点が、間違った情報を提供する事で欠点に変わってしまいます。
指導する側は十分勉強し、正しい情報をお伝えしてほしいと思いました。
“応急手当講習会” に対して4件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
いつも楽しく拝見させていただいております。
私(BLSプロバイダーコース受講歴アリ)も最近、50人程が参加したある救急講習会を覗く(?)機会がありました。
BLSプロバイダーコースで聞いたことと違うな、と感じるところがやはりありました。
講師が間違ったことを教えてるかもしれない・・・などと疑って聞いている方はおそらくいないと思います。
皆さん、真剣な表情で受講されてました。
年に一度はこういう講習会に参加されてる方なのでしょうか「全部頭に入ってる!」と隣の人に自慢している方もおられました。
どんな情報が「全部頭に入ってる!」のか、もの凄く気になりました。
くまさかとらえもんさん
コメントありがとうございます。
ちゃんとした正しい情報が頭に入っておられるといいですね・・・
今回の事ではインストの言葉や手法は影響が大きいと感じました。
しっかり勉強しないといけないなぁ〜〜〜
がんばります。
またコメントしてください(^^)/
いつも拝見させていただいています。
以前病院内の救急講習会で、pudding先生が書かれていた内容の講習を受けた記憶があります。
パッドをはっている時は、胸骨圧迫を中断してください・・・・・・、とか。
その前に勤務していた病院には吸引器の横に、掃除機につなげばすぐ使える吸引ノズル・・・みたいなものが堂々と置かれていました。
そういえば私も恥ずかしながら、
BLS受けるまでは、お餅をつめたら掃除機・・・・、信じていました。
サンダーバード77号さん
コメントありがとうございます。
日本救急医療財団ガイドラインにはそれらしき記載があります。
どっちでもとれるような記載、いいも悪いも明言されていない、はっきりしない記載です。
日本にて行なう医療行為においてこの基準を守る必要性は感じます。
AHAはあくまでもアメリカの話であって、日本国にて絶対に守らなくてはならない行為でない事も理解しています。
なにが正しいか・・・
何よりも大事なのは人を助けようという愛であり、方法は二の次。
次のプロセスは・・・
いま一番だと言われている事を行なうしかないです。
ただいえる事は日々勉強であり、ガイドラインも改定されるべき事柄だと言えます。
とっても、とっても、、、難しい問題です。