高規格救急自動車とは・・・

救急車の話しがありましたので・・・

以下、平成21年度第1次補正予算は4月27日の臨時閣議で閣議決定され、5月29日に成立しました。
約14兆円のうち消防庁関係では521億円の事業が進められているようです。
この中に救急車への配分があります。以下に総務省発行の「消防の動き’ 0 9 年7月号」より転載します。

 

救急体制の充実強化(29億円)
? 高規格救急車の整備(14億円)
・緊急消防援助隊の救急部隊の充実強化を図るため、緊急消防援助隊設備整備費補助金により国費1/2を補助し、救急部隊の増強に伴い必要となる100台程度の高規格救急車を前倒しして整備します。
? 救急隊員の教育・訓練資機材の配備(15億円)
・救急救命士の技術向上を図るため、全額国費により様々な訓練に対応可能な高度シミュレーターと新たに
救命救急処置として追加されたエピペン(訓練キット含む)を調達し、全国の消防本部に一斉に配備します。

 

 つまり、政府の経済対策の一環で全国で100台!の高規格救急車が補正予算で前倒しで配備されます。
私の住んでいる石川県の民力はおよそ1%ですから、マーケティングの理論から考えても石川県には1台が割り当てられるかもしれない計算になります。
1台約28百万円もしてしまう高規格救急車。(車体で1600、資器材で1200万円くらいが平均でしょうか・・・)

平成20年4月1日現在での全国の救急自動車の台数は5899台、うち高規格救急自動車は4503台です。
前年の5865台から24台増加です。24台って・・・多いんでしょうか。少ないんでしょうか。みなさんはどう思われますか?

今秋11月26日27日と、第18回全国救急隊員シンポジウムが金沢市で開催されます。
新型インフルエンザ対策、救命救急体制、ガイドライン2010の展望、消防とDMATとの連携、そして私も打合せに参加しお手伝いをしている「バイスタンダーから救急隊、そして医療機関への連携活動」などなど、とても盛りだくさんのシンポジウムです。  
スケジュールの11月26、27日が空いている方!ぜひ、金沢へお越しください。
併せてBLSも開催しましょうか!そして11月28日のPEARSに一緒に行きましょう!

高規格救急自動車の話から逸れてPEARSのお話になってしまいました(^^ゞ

高規格救急自動車とは・・・” に対して2件のコメントがあります。

  1. 渥美格之進 より:

    高規格救急車。
    こちらでも、今年度、3台の更新予定が、追加で3台更新されることになりました。
    それに併せて、資器材の入札も公告されました。
    緊急消防援助隊の関係か、仕様は、全て4WDです。

    11月26〜27日、金沢へ行けたら、行きたいと思います。

  2. uedaman より:

    渥美格之進さん

    コメントありがとうございます。ちょっと電波の届かないところに2日間いましたので音信不通となってしまいました。
    11月、ぜひ金沢へ起こし下さい。BLSも開催しますよ!

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