たった・・・

 静岡県はダイビングでは有名な所。

 漁師から連絡を受けたダイビング用品店員から「人が海でおぼれている」と 119番通報があった。

 消防隊が駆けつけたところ、水深約 3メートルの海底でダイバーが沈んでいるのを発見。
 病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
 たった 3メートル?
 
 まったく同じ日、、、
 鹿児島県与論島から東約 25キロの太平洋上で、漂流中の男性がリベリア船籍の貨物船に救助された。
 タンカーの甲板から転落した航海士で、ペットボトルを浮輪代わりに約 2時間漂流したが無事。
 甲板にゴミを出しに行ったところ、突然船が揺れて海に投げ出されたという。
 救命胴衣を着ていなかった。
 一緒に落ちたゴミの中に、2リットルの空ペットボトルを発見し、しがみついていたという。
 たった 2リットル?
 
 人の生命って、タイミングなのでしょうか?
 生まれた時から、決められているのでしょうか?
 たった 3メートルで死亡。
    (ダイビングでは 30メートルに待機してた事があります。)
 たった 2リットルのペットボトルにしがみついて無事。
    (めちゃ飲みすれば、2リットルぐらい麦ジュースは飲めます。)
 神様のいたずらでしょうか・・・
 
 今日はお墓参りに行ってきました。
 この世に生かしていただいている事に感謝しながら・・・
 なのに 4ヶ所も蚊に刺されました !!
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 家に帰って、20年以上育てているパキラに新しい芽をみつけました。
 たったこんな小さな芽ですが、ちょこっと機嫌が直りました(^^)/
 

たった・・・” に対して4件のコメントがあります。

  1. tachy より:

    >人のいのちってタイミングの問題なのでしょうか?
    >生まれたときから決められているのでしょうか?

    これは”神のみぞ知る”問題でしょうか。。
    災害や事故があった時に上記を考える時があります。

    特に、24年前の8月12日、日航機墜落事故。
    このニュースを知ったのは、静岡の祖父母の家に家族と車で帰省した夜でした、、。特に知り合いが関わっているとかはありませんが、子供の私に強い記憶として残っております。偶然この飛行機に搭乗し、遭遇してしまった方々、。毎年この日になると深く悲しくなり、また「沈まぬ太陽」の山崎豊子さんや、柳田邦夫さんの本から色々と深く考えさせられます。
    事故を未然に防ぐには色々と方法がありますが、特に自然災害は自然が相手のため、予測して備えることが防ぐ一つの方法です。

    先日の静岡地震では、甚大な被害には至らず。普段からの東海地震に備えていたことが被害を軽減できたのではといわれております。
    祖父母の家の周囲も大きな被害はなく、電話で元気な祖母の声を聞き安心しました。
    それでも起こりうるその時に、自分は何ができるだろうか。
    普段からいざという時にBLS、FA、ISLS、JPTEC、、等々ができること。やはり普段から”実際に”備えていることが大切だと思いました。 
    せっかく学んだ人を救うための色々な方法を、怠けずに、コツコツと努力して身につけたいと思います。
    個人的な独り言になってしまいました、話がそれて申し訳ございません。

    今後とも、どうぞご指導を宜しくお願い致します。

  2. 渥美格之進 より:

    人は、生まれた時から寿命が決まってるというか、決められてるという話しを聞いたことがあります。
    人は、どんなにつらく苦しくても寿命を全うしなければならないと・・・。
     ダイビングの事故のお話し、なぜ?と思いました。運命のいたずらなのか、その人の寿命が、その場だったのか。
     命の尊さ、BLSを通して、いろいろな方に伝えていきたいと思います。

  3. pudding より:

    tachyさん
    コメントありがとうございます。
    備える事は何事にも大切なことです。
    しかし、なかなか難しい事でもあります。
    医療者としても、社会人としても・・・
    勉強し、たくさんの事を学び、対処できるようにシミレーションする。
    いろいろなケースに短時間で判断し対応する力を付けなければなりません。
    そのことができるのがAHAや救急学会のコースだと思います。
    もちろん経験も必要ですが、
    一緒に受講している方やインストからの経験談も聞けますし。。。
    また一緒に勉強しましょう。
    楽しくねっ !!
    日航機墜落事故の速報は夕食の時見ました。
    あの日、弟がアメリカから帰って来る日で、ちょうど東京から大阪に移動する時間帯でした。
    実際は成田発と羽田発の違いで弟の飛行機ではありませんでした。
    しかし、飛行機について無知な家族でしたので、大騒ぎでした。
    あの瞬間、同じ時間帯に同じ目的の事をしていた・・・
    これも神の仕業なのでしょうか。。。

  4. pudding より:

    渥美格之進さん
    コメントありがとうございます。
    ボンベを担いで、BCも着て、緊急浮上が簡単な 3mです。
    本当になぜ?っと思いました。
    心疾患で?器材の不備で?
    その反面、体重 60kg以上の人がペットボトル程度で助かった・・・
    やっぱり神の仕業なのでしょうか。。。
    寿命・・・答えが出ない話です。
    明日、死んでしまうかもしれませんもんね。。。
    毎日毎日を生きがいを持ってがんばるしかないです。
    寝っころがって高校野球を観ている場合じゃーないですね(^^)

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