生体肝移植

 日本では生体肝移植が世界で最も多く行われ、年間約 500件。

 これは脳死移植が普及せず、健康な両親らから提供してもらわざるをえないためです。

 しかし、移植が成功しても提供者に影響が出ることがあり、

 国立成育医療センターは病気の子供に肝臓の一部を提供した両親らにアンケート調査を行ないました。

 その結果、約半数が心身の疲労感に悩まされていることがわかったようです。

 

 提供後の気になる症状を挙げてもらうと、、、

   ●「疲れやすい」が 46%

   ●「傷の痛み、ひきつれ」が 39%

   ●「感覚のまひ、しびれ」が 13%

   ●健康への不安は 40%

 

 こうした生体肝移植後の悩みを打ち明け支え合おうと、移植手術を受けた親たちが家族会を結成し活動を始めた。

 相談する場を作る事は大事な事ですね、、、

 同じ背景の人だと理解も早いし、、、

 

 嫌な事があっても、悩んでいても、ちょっと相談できる人が必要です。

 自分で解決できる強い人もいますが、話すと楽になります。

 そんな話せる人がいるのも、その人の強さなのかもしれません。