ウィリアム・テル

 アーチェリーの練習をしていた高校2年の男子生徒の額に、

 同級生が放った矢が刺さり、意識不明の重体になっています。

 額ですかぁ〜〜〜頭部外傷ですね。

 場所も場所ですが、深さも肝心です。

 しっかし、、、痛いお話しです。

 

 2人は同じ高校のアーチェリー部に所属。 

 生徒が壁際に立っていたところ、

 同級生が数メートル離れた射場から放ったカーボン製の矢(長さ約 70cm)が額に刺さった。

 生徒は自分が放った矢を取りに行く途中だったという。

 驚いた事に・・・

 同級生は「(生徒の方へ)矢を向けていたら、誤って撃ってしまった」などと話している。

 「危険なものは人に向けるな!」っと親に教わんなかったんでしょうか?

 ウィリアム・テルも真っ青です。

 

 ウィリアム・テルといえば、、、

 14世紀初頭にスイス中央部のウーリに住んだとされる伝説の英雄。

 スイスのみならず世界的に有名で、日本でも弓の名手として知られています。

 中央広場にポールを立て、支配者の帽子を掛け、前を通る者は帽子に頭を下げてお辞儀するような規則が、、、

 しかし、テルは帽子に頭を下げなかったために逮捕され、罰を受ける事に。

 自分の息子の頭の上にある林檎を見事に射抜く事ができれば彼を自由の身にすると持ちかけられ、

 息子の頭の上の林檎を、一発で見事に射抜いた。

 矢をもう一本持っていた事を咎められ、

 「もし失敗したならば、この矢でお前(支配者)を射抜いて殺してやろうと思っていた」と答え、

 その言葉に怒り狂った支配者は、テルを連行する。

 町へ戻った彼は英雄として迎えられ、この事件はスイスの独立に結びつき、反乱の口火を切った。。。

 

 実は深い話があったんですね・・・

 しかし今回は直撃!!

 大学の体育の時間にアーチェリーをした事がります。

 かなりのスピードが出ると思います。

 さらにカーボン製でしょ、、、本当に気の毒です。

 

ウィリアム・テル” に対して2件のコメントがあります。

  1. doll player より:

     僕の学生時代はアルミシャフトが主流で、カーボンは一部の上級者〜金持ちの矢でした。今では高校生でも使っているんですね。時代の流れか、金のなせる技か、、、

     射撃部、弓道部、アーチェリー部は、必ずこういう事故が毎年のように報告されますね。やはり日本人は子供の教育方法を間違っているのでは無いでしょうか?

  2. pudding より:

    doll playerさん
    コメントありがとうございます。
    日本は平和な国なので危機管理が出来ないんだと思います。
    それと、学校の先生じゃなく両親が教える事だと思います。
    しかし、親とは疎遠な関係になってしまう高校生、、、難しい年頃です。
    どうしたらいいのでしょうかねぇ〜〜〜
    私は輪ゴムの「ぱっちん」ですら眼にあたると・・・っと怒られました。

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