熱中症にご注意を

 蒸し暑い季節になりましたね。三重県伊勢市近郊では、ここ1週間程度で気温も湿度も急に高くなりました。週末に福井に帰りましたが、湿度が高くなっていますね。

 

 最近は熱中症に対する意識が高くなってきました。僕が小学校の頃には、運動会の時も「応援席に水筒の持ち込みは禁止。勝手に席を立って水を飲みに行ったりしないように」と言われていました。死んでしまいますよ?!

 子どもの通う小学校では、暑くなると水筒を2つ持参します。一つはお茶。もう一つはスポーツ飲料。良い方向に変わってきていますね。

 

 先日、農業用のビニールハウス内で高齢者が熱中症で命を失うという事故が発生しました。熱中症は案外、自覚症状に乏しいまま、症状が進んでいく事もあるんですよ。

 そこでお勧めなのが、熱中症計。WBGT計。気温と湿度をもとに熱中症になりやすい環境かどうかの目安を示してくれます。

 

 僕の職場にはWBGT計があります。精度は正確ですが高価で、数万円以上します。しかしながら最近は熱中症への意識が高まっている事を受けて、簡易型の熱中症計が出回っています。値段は1000円程度〜1万円程度。気温と湿度、そして熱中症についてほぼ安全〜注意〜警戒〜厳重注意〜危険などと、ランプで目安を示してくれます。

 精度はどれくらいの物か、使った事はないので分かりませんが、参考にするには十分だと思います。温度湿度計はホームセンターでも普通に販売されていて、利用されている方も多いと思います。今年は節電に対する意識が高まっていますので、エアコンの過度な節電を避けるためにも、室内に熱中症の指標系を置くのも良いのではないでしょうか?

 

 インターネットで「wbgt計 熱中症計」で検索すると、色々な製品が見つかりますよ。

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