杜の都ハートエイド!
uedamanです。先ほどAEDの納品を済ませてきました。納品時の取り扱い講習は来週月曜火曜の2日間、いずれも夕方から企画していただきました。
(納品時講習はしっかり実施します。企業としては実質は赤字になるのでせめてもと配慮し夕方の業務終了時間で実施します。)
さて、仙台市のホームページから転載します。
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/press/09-09-01/hartade1.html
まもなく9月9日の「救急の日」を迎えますが、この日から応急手当協力事業所表示制度、通称「杜の都ハートエイド」制度の運用を開始いたします。
傷病者の救命には、救急車が到着するまでの間の応急手当が大きく影響いたします。最近では応急手当が功を奏すケースが増えていると聞いています。
この制度は、AED(自動体外式除細動器)の使用を含めた心肺蘇生法などの応急手当を、地域の事業所の皆様などに行っていただくことにより、より救命効果を高めていこうとする新しい取り組みです。この制度が市民の皆様に広く定着していくようにと「杜の都ハートエイド」という名称にいたしました。
制度の内容ですが、まずご協力のお申し出をいただいた事業所に「AEDステッカー」と「協力の証(あかし)」を交付し、ステッカーを事業所の入口などに掲示していただきます。一方、仙台市では消防局ホームページに協力事業所の所在マップを掲載するなど、どこに「応急手当協力事業所」があるかを市民の皆様にわかっていただけるよう、また、いざというときにご協力いただけるように、その広報に努めてまいりたいと考えています。
これまで、さまざまな事業所や業界団体に対し、この制度への参加を呼びかけてまいりましたが、9月9日の運用開始時には、200を超える事業所にご参加いただける見込みです。
今後は、仙台市内にこの「杜の都ハートエイド」の網をより細かく張り巡らすことができるように努力するとともに、より多くの事業所にご協力を呼びかけ、現在361カ所の市施設に設置されているAEDと合わせて、市民の皆様の万が一に備えてまいりたいと考えております。
平成21年9月1日 仙台市長 奥山 恵美子
すてきな取り組みですね♪
登録事業所の要件がなんとも素晴らしいです!
当然でしょうけど仙台市の公共施設はAEDの設置はオープンになっているでしょうね。
AED設置ステッカーを貼らない、AEDがあることを隠す!?なんてありえないはず!
以下がその要件です。
✔ AED(自動体外式除細動器)が設置されていること
✔ 応急手当(心肺蘇生法等)のできる従業員などが勤務していること
✔ 事業所の近隣で発生した傷病者への協力意思があること
(参照:『 http://www.city.sendai.jp/syoubou/kanri/index.html 』)
AEDの設置は大前提でしょうけど、CPRができる社員がいる、とか・・・
さらには近隣への協力の意思!
私が過去にAEDを納品した施設には
・近隣に知られた場合AEDを使われるとパッド代の負担はどうなるか心配だから設置シールを貼りたくない。(企業)
・AEDはお客さんに見えないところに置く。設置シールもA4サイズでなくA6サイズにして欲しい。(宿泊施設)
・AED格納箱に南京錠を付けて欲しい。(小学校)
などがありました。もちろん、できないことはできないとお断りします。
仙台市の取り組みを私はとても評価したいです。
“杜の都ハートエイド!” に対して4件のコメントがあります。
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AEDが飾り物・・・。高価な飾り物。。。
そうなってしまうのは、自信を持って使える人がいなかったり、責任問題に巻き込まれたくない等の精神的な部分。そして、最後にコスト…。(最後にコストであって欲しい!)
難しい所が沢山ありますね・・・・。目立たないようなところに置いておきたいっていうのも、解かる気がします。。。
これって、まだまだ蘇生に対しての意識が薄いから・・・?
「救急車が来るまで」
この数分間のお手伝い。
責任の重いお手伝いとの認識だけで、手を差し伸べる人がいてくれたなら、回復の見込みは大きい。寝たきりになる確立も少なくなる。確かに、最悪の結果となることもありますが、お手伝いした事が、どのように反映するかを分かっていただくことも重要なのかなぁ?と、考えています。
私は、繋げる命は、最大限の回復が見込まれるように繋いでいきたいと思っています。思っているだけではダメですね・・・。実行に移していかないと・・・!!!お力添え宜しくお願い致します。
れもんさん
コメントありがとうございます。
AEDは除細動ができる唯一の器械
Vfは救急車が到着するまで続くか?
低酸素状態にするわけにいかない!
この3つだけを考えてもAEDがあちこちにある。
そして、周りにCPRのできる人がいる。。。という環境が必要なんだと思います。
(私なんかが言うまでもないのですが・・・)
そう!「どんな速い救急車もそばにいるあなたが1番速い!」のですよね。
ここに市民によるCPR+AEDの本質があると思っています。
静岡県熱海市では、町内会や自主防災組織でAEDをそろえています。熱海は、ご存知の通り、温泉街でホテルや旅館が多数あります。ホテルや旅館にもAEDがありますが、外に出た時に、AEDが必要になった場合、近くの町内会や自主防災組織に配置してあるAEDを使える態勢が整ってるそうです。
町内会や自主防災組織でAEDをそろえてるところは、防災意識の高さのみならず、熱海を訪れた人たちへの安心へとつながってると思います。
渥美格之進さん
コメントありがとうございます。
自主防災でAEDを設置されるところが増えてきましたね。
先日は町会でAEDを設置し、AEDの箱の上に拡大カードが貼ってありました。
ある団体の救命講習のカードの拡大です。
その方は、資格がないとAEDは使えないんだ。っとおっしゃっていました。
私が言う前に救急隊の方から「外すように」と指導が入りました。
肝心なことを講習している団体がきちんと伝えていなんですね。
(コメントに気がつかず遅くなりました。すみません。)