急性冠症候群の初期診断
急性冠症候群(ACS)は冠動脈病変に伴う心筋虚血の結果生じる症候群です。
早期診断をし、適切な治療を即座に行なう必要があります。
早期診断は、自覚症状、心電図、心筋マーカー(CPK、CK-MB、トロポニン T / I、H-FABP)にて行い、分類を行ないます。
病理学的分類
Q 波心筋梗塞・・・・・・・・・・・・・血栓が大きく内腔を完全閉塞し壊死したもの
非 Q 波心筋梗塞・・・・・・・・・・・いったん閉塞しても早期に再開通したが一部壊死したもの
不安定狭心症・・・・・・・・・・・・・内腔の非完全閉塞にて壊死に至らなかったもの
臨床的分類
ST 上昇型・・・・・・・・・・・・・・・・基線より ST が 1 mm 以上上昇し、心筋マーカー上昇
非 ST 上昇型・・・・・・・・・・・・・・ST 上昇なし、心筋マーカー上昇
不安定狭心症・・・・・・・・・・・・・ST 上昇なし、心筋マーカー上昇なし
ST 上昇型心筋梗塞の部位診断は 12 誘導心電図で診断
前壁中隔(左前下行枝)・・・・・V 1、V 2、V 3、V 4
側壁(左回旋枝)・・・・・・・・・・・V 5、V 6、?、aVL
下壁(右冠動脈)・・・・・・・・・・・?、?、aVF
初期診断、分類が重要です。
治療はご存知!MONA 、、、そして、PCI と線溶療法です。
あと 2 日ですね・・・がんばれ!がんばれ!
“急性冠症候群の初期診断” に対して2件のコメントがあります。
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キョ、拒絶反応が・・・脳を休ませなきゃ・・・(泣)
IWATA FRxさん
コメントありがとうございます。
拒絶反応ですか・・・よくない!
もう勉強しないでください。
勉強は楽しくないと身になりません。
あす楽しく勉強しましょう(^^)
今回のACLSコースはみなさんの「気付き」をテーマにしています。
インストはゴール設定だけ行ない、みなさん自身でゴールしてもらえるようにしたいと思っています。
気を付けてお越しください。