履歴書への記載とFAやBLS、ACLSカード
時々いただいます質問なのですが、“AHAのコースを受講してカードを所有している事って、履歴書に書けますか?”
もちろん記載して頂けます。履歴書の記載って、基本的に何でもアリです。自分が他の人とは違うと言うことをアピールするために必要なことを記載します。ですから国家資格とか公的な資格である必要はありません。
それをどう判断するかは、先方次第です。病院などの医療関係施設なら大歓迎である可能性はあります。また、それ以外の職業であっても、必要とされるかもしれません。ショッピングセンター、映画館、警備会社、、、人が集まる場所での仕事や安全を守る仕事なら、必要である可能性は高いです。
“○年○月○日 AHA ハートセイバーファーストエイドコース(応急処置) 受講”
“○年○月○日 AHA BLSヘルスケアプロバーダーコース(一次救命処置) 受講”
といった感じで記載して頂くのが良いかと思います。カードの有効期限は2年ですので、その有効期限を記載したり、最初の受講日を記載して、2年ごとに更新中と記載するとか。
先方が医療関係施設であっても、AHAのコースを知っているとは限りません。ACLS受講とだけ記載されても、全く理解できずにスルーされてしまうかもしれません。スペースに余裕があれば、
AHA(アメリカ心臓協会)
PALS(小児二次救命処置法)
救急資格
といった日本語をなるべく記載するようにしましょう。
相手の目を引けば、面接で質問をされる可能性が高くなります。緊急事態に対処できるようになるための基本的なコースで、自分は完璧ですとアピールして下さい。
アメリカの病院に勤務する場合は多くの場合BLS-HCPカードを要求されます。ARCのカードを認める病院もありますが、ほとんどがAHAのカードです。そして救急部や手術部、ICUなど賃金の高い部署ではACLSなどのカードを要求されます。
期限が切れたらアウトです。ですからちゃんと更新する必要があります。アメリカのインストラクターが話してくれました。“私のACLSカードが今月で切れちゃうんだけど、何とかコースを開催してくれない?ごめんね。先週コースをしたばかりだから、次の予定は当分先よ”ってな事が良くあるそうです。
アメリカでは、そんな風に義務的なコースです。日本ではそんな事はありませんが、アメリカでそういう扱いになっているコースをちゃんと受講していますというアピールは出来ると思います。
がんばって下さいね。
“履歴書への記載とFAやBLS、ACLSカード” に対して2件のコメントがあります。
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私も、AHAの資格を履歴書に記載したのですが、先方の担当者の方が、くいついてきました(笑)
説明したら「こういった資格を持ってる方が欲しかったんですよ」と^^
資格だけでなく、自信をもって、大丈夫です、と言えることも大切ですね。
渥美格之進 さん、ありがとうございます。
良かったですね。求められていて。
先方が知らず、こちらからアピールするのも良いのですが、やはり求められるのが嬉しいですね。
AHAもMFAも基本として大切な内容を指導しているコースなので、いろいろな環境で求められると良いですね。